近年IT化が進んで生活がかなり便利になりましたよね。
しかしその反面パソコンやスマホなどの画面を見る時間が長くなった人がかなり増えました。
その結果、肩や首の凝りや腰痛、頭痛、姿勢の悪化という悩みも増えました。
特に疲れ目や視力低下といった目の酷使が非常に深刻です。
あるアンケートによると回答者全員が「PCを長時間使って目の疲れを感じたことがある」と回答しています。
現代ではほぼ全ての人が目の疲れを感じていると言えます。
今回はそんな目の疲れを感じないためにどのような対策をすれば良いのか紹介します。
Table of Contents
目が疲れる原因
こんなことを思われた人もいるでしょう。
簡単に言えば次の3つ目原因によって目が疲れを感じます。
- 目の周りの筋肉が疲労するため
- ブルーライトの光
- 目が乾燥するため
1つずつ説明していきます。
目の周りの筋肉が疲労するため
長時間パソコンやスマホを使うと常に画面に集中していることになります。
そのため常に目は画面にピントを合わせています。
なので目の周りの筋肉が疲労して目が疲れを感じるのです。
ブルーライトの光
ブルーライトの光はとてもエネルギーが強いため疲労を感じやすいです。
また長時間パソコンやスマホを使用していると画面がチカチカしたりまぶしさを感じたりすることがあると思います。
ブルーライトを長時間目が浴び続けると将来、目の病気になる可能性も高めてしまいます。
目が乾燥するため
パソコンやスマホで長時間作業をしたり画面を見た後に目が乾燥した経験をしたことがありませんか?
それはまばたきが少なくなることで涙の量が減ったからです。
また長期間にわたってこのような状態を続けるとドライアイになる原因にもなってしまいます。
特にこの中でもブルーライトは目に与える影響が非常に大きいです。
そのためブルーライトが目に入ることを防ぐことで、目が疲れることを防ぐことができます。
ここからはその方法を紹介します。
目を疲れさせない対策
ブルーライトカットメガネ
パソコンやスマホから発せられているブルーライトを目に入れないためにはブルーライトカットメガネを使うことをおすすめします。
ブルーライトカットメガネには2種類あって「反射タイプ」と「吸収タイプ」に分けられます。
カット率 | メリット | デメリット | |
反射タイプ | 低い | 普段使いがしやすい | 後ろからの光が眼鏡の端でチラつくことがある |
吸収タイプ | 高い | 反射タイプのようなチラつきがない | 普段使いがしにくい |
またブルーライトはカット率が高ければ高いほどいいというものではないです。
あまりにも多くのブルーライトをカットしすぎると今度は逆に生活リズムを狂わせてしまいます。
ブルーライトはとってもわがままな光ですね。笑
そのため用途に合わせたカット率を選ばないといけないです。
よく言われているおすすめのカット率は以下のようになります。
明るい場所で短時間の作業→25%前後
明るい場所で長時間の作業→40%前後
暗い場所で長時間の作業→60%程度
これらの特徴を踏まえて目的に合ったブルーライトカットメガネを選んでください。
ここではおすすめのブルーライトカットメガネを1つ紹介します。
UV99.9%以上、HE90%以上、ブルーライト30%以上のカットが実証済みです。
専門機関の試験で目を守り抜くことも実証されているので安心して使うことができます。
実際に使っているのですが、1度使ったらこのメガネなしでパソコン作業ができないというくらい目の負担が軽減したように感じました。
設定でブルーライトをカットする
現在使っている端末にブルーライトカットの設定があればONにしておくことで目が疲れることを軽減することができます。
ここではiPhoneやMacでの設定方法を紹介します。
iPhone
「設定」→「画面と明るさ」→「Night Shift」とすすみます。
「Night Shift」の画面までいくと様々な設定ができるので自分に合わせて設定しておきましょう。
おすすめは時間指定で設定する方法です。
1日中もしくは普段だいたい寝る時間を考えてその時間の3時間前から朝まで指定しておきましょう。
Mac
「システム環境設定」→「ディスプレイ」→「Night Shift」とすすみます。
スケジュールをカスタムにして時間を指定します。
おすすめは1日中もしくは普段寝る時間を考えてその3時間前から朝までです。
適度な休憩
いくら目が疲れにくいように対策をしていても、長時間作業をする場合休憩を取ることは必要です。
数時間に1度休憩を挟んで、少し歩いたり遠くを眺めたりしてリフレッシュしましょう。
そうすることで目を休めるだけでなく、その後の集中力も高めることができます。
また休憩時間の間にスマホなどを使って作業以外の他のことをしないように注意してください。
せっかく休憩をとっているのに目を休めることができません。
ここでの休憩は「画面を見ない」ということを意識しておきましょう。
まとめ
近年のIT化によって生活が便利になったものの目の消耗がとても激しくなってきました。
特にパソコンやスマホの画面から発せられているブルーライトは、目に多くの悪影響を及ぼします。
場合によっては目の病気になってしまうリスクも高めてしまいます。
そのため目に入るブルーライトを減らすために次の2つの対策が効果的です。
- ブルーライトメガネを使用する
- ブルーライトカットの設定をする
この2つをするかしないかで全然違うと思います。
ただそれ以上に重要なのは「適度な休憩」です。
長時間連続してパソコンやスマホなどを使っていたら、いくらブルーライトを軽減していても目は疲れます。
そのため時々休憩を挟んでしっかりと目を休めてあげましょう。
これからもパソコンやスマホなどを使う機会は多いはずです。
なのでしっかりとケアをして自分の目を大切にしましょう。